それを見つけたのは偶然だった。
兄の使っていた社長室を整理していた時、メモリカードを発見した。
重要なデータでも入っていたら困るのでポケットに入れて後で中身を確認してみることにし、そのまま執務に戻り、その日は確認を忘れていた。
気が付いたのは自宅に戻って、スーツを脱いだ時だ。
「重要なデータでも入ってたら面倒だから、一応確認してみるか。」
仕事で疲れ切っていたが、やれやれという思いで中を見てみた。
中は動画が入っている。
あまり重要なものではない気がするが、ここまで来たら、見ないという選択肢はない。
メモリには数本の動画が収められていた。
動画の内容は僕の予想を大きく裏切るものだった。
動画はどこかの部屋で撮影されたもののようだった。
和室だったが、それ以外は不明だ。
入り口の向かいの壁に障子があり、どうやら奥にも同じような部屋がある構造のようだ。
6畳間程度の室内には理恵さんと親族の重鎮の3人がいて、理恵さんと何やら話していた。
部屋にはテーブルが一つあって3人は上座にいて座布団に座り、理恵さんは座布団無しで下座に座っていた。
これを見ると力関係がわかるような気がした。
理恵さんは喪服を来ているので、兄の葬儀から間もないころだろう。
やがて3人のうちの一人が理恵さんを掴んで無理やり引っ張ってきた。
テーブルがひっくり返る。
理恵さんは最初は抵抗していたが、2人の子供のことと高校中退した学歴ではろくな稼ぎを期待できないことを持ち出されると抵抗するのを止めた。
合図すると、3人で理恵さんの服を脱がせて、体を舐めまわした。
子供を2人生んでいながら、僕と一つしか違わない理恵さんは体形も崩れておらず、すらりとした体に巨乳と言ってもよい奇跡のようなプロポーションを保っていた。
男たちは娘と言っても過言でないような年齢の理恵さんの体に夢中でむしゃぶりついていた。
理恵さんは目に涙を溜めてこらえている。
男たちは理恵さんを舐めまわして満足すると、1人ずつ理恵さんと交わりはじめた。
理恵さんは諦めたように為すがままにされていたが、2人目から反応が変わり、つやっぽい声を出して喘ぎ始めた。
「ハハハ、旦那が死んで、チ〇ポが欲しかったのか?」
そう言われると、辛そうに顔を背ける。
行為が終わると、産婦人科のパンフレットを投げつけられ、 「そこに行って子宮に避妊具を入れてこい。中だしし放題の肉便器として飼ってやる。お前のガキに飯を食わせたかったらちゃんとやれよ」
「マ〇コしか取り柄が無いお前を飼ってやると行ってるんだからありがたく思えよ」
口々にそう言われて、使い終わったコンドームを大きくて形の良い胸の上に投げ捨てられ、四肢を広げてグッタリしている理恵さんがその場に残された。
理恵さんがのろのろと動き出す。
その目に光は無く、死んでいた。
そこで動画は終わっていた。
2本目の動画を見ると、次も同じ部屋に呼び出されたようだ。
男は前回理恵さんを犯した3人で、理恵さんはセーラー服を着せられていた。
20代半ばとは言え、これは見た目で辛い感じだ。
年の離れた男たちにとっては高校生と同じように見えるのかもしれない。
普通のセーラー服と違うところは上も下もかなり短く切られており、下着がもろに見えているところだ。
半分くらいは見えてしまっていて、服の意味を為していなかった。
理恵さんは恥ずかしそうに胸と下を隠していたが、男たちから、「散々股開いてアンアン喘いでおきながら、何をいまさら」となじられる。
車座に座る男たちの目の前で腰をクネクネとくねらせながら踊り、それが終わると部屋にテーブルと木の棒とバケツが運び込まれた。
理恵さんは木の棒に足を括り付けられ、180度開脚させられ、後ろ手に縛られて、うつぶせでテーブルの上に乗せられた。
「おお、体を柔らかくしておけと言ったが、ちゃんと言いつけ通りにしているようだな。」
そう言って男たちは理恵さんのパンツをずらすと秘部と裏門が丸見えになった。
秘部は既に濡れて光っている。
「フン、あさましいメスが」
その様子を見て、男の一人がなじり理恵さんの尻を勢いよく叩く。
パァンと言う乾いた音が響き、理恵さんが少しうめいた。
「今日から尻の穴も使えるようにしてやる。前と後ろの穴、両方使えるようになれば2倍のチ〇ポを咥えこめるようになる。淫売のお前にはうれしいだろ?」
そう言って男たちはバケツの中に入っていた、注射器のようなものとアナルビーズとアナルプラグが数本入っている。
注射器のようなものは浣腸で、男たちは理恵さんに浣腸すると、アナルプラグで栓をして、理恵さんを背中をぐいぐいと押す。
理恵さんはそのたびに腹を圧迫され、「あっあっあっ」と声を上げ、泣きながら、「出させてください。」と懇願していた。
男たちはアナルプラグを指で押さえながら、「まだ駄目だ。出すなよ。」そう冷たく言い放って理恵さんが悶えるのを見ている。
そして、バケツの中に出させる。
それを何度が繰り返すと、ローションを付けたアナルビーズを理恵さんの裏門に押し込み、ゆっくりと抜く。
「あぁ」
理恵さんは切なそうな声を出す。
何度かそれを繰り返す。
2本目はもっと太いビーズだった。
その日はそれで終わり、足を180度開脚したままの姿勢で3人に犯された。
もちろん中出しだった。
理恵さんは命令された通り、産婦人科に行って子宮内避妊具を装着したようだ。
次の動画以降、理恵さんは徐々に太いアナルビーズを使われて、さらに一物を挿入されて裏門と秘部、両方に中出しをされるようになっていた。
僕が確認した動画の内容はこれだけだった。
僕の後ろ盾になっている親族の重鎮の一人に例のメモリーカードを出して尋ねた。
僕「悪いけど、中身は見せてもらった。」
親族の重鎮「なんですかな」
僕「あまりいい趣味とは言えないな」
親族の重鎮「まさか、止めろと?」
僕「僕も兄に思うところが無いではない。しかし、奥さんは全くの無関係だろう」
親族の重鎮「無関係ではないですよ。親族や従業員の中には理不尽な理由で首になったり町から追い出された人間もいる。彼らもあなたを支持しています。そして、彼らを納得させるには生贄が必要なのです。貴方の母上のことは私も残念に思います。そう言った思いをした人間が沢山いるのです。」
僕も兄の母を追い出したときは胸がすっとしたし、悪いことをしたとは全く思わなかった。
いわば僕も同じ穴のムジナだ。 僕は何も言えなくなった。