僕の家と兄嫁のこと

兄と理恵さんの情事5セーラー 短編

しかし、この時のやりとりは意外な形で僕に帰ってきた。

報告は書面か口頭で来ると思っていたが、動画をメモリーカードに収める形でされるようになったのだ。

僕が考えを変えてこの乱痴気騒ぎに参加することを期待していたのかもしれない。

提出される動画を確認する。

宴会コンパニオン理恵

理恵さんは大勢の親族や会社の幹部たちの懇親会に宴会コンパニオンのような使われ方をされていた。

15人ほどが参加していた。

申し訳程度に胸を隠した着物のような上着と、下は褌、そして、ニーハイソックスを履かされて、お酌をしていた。

お触りされる理恵1

お触りされる理恵2

お酌をしている間はもちろん胸や秘部などを遠慮なく、服の上から触られ、時には服をはだけさせられて、直接愛撫されていた。

「あぁ・・・」

時折、そう切なげに呻く。

男たちは好色そうな嫌らしい笑みを浮かべて理恵さんを見ている。

2人子供を生んでいるとは言え、巨乳でスタイルもよく美人の理恵さんは男たちの格好の餌食になっていた。

理恵のまな板ショー1

理恵のまな板ショー2

それが終わると、部屋の前の方に備えつけられたステージのような場所で一人一人と交わる。

男たちは様々な体位で理恵さんと交わる。 最初は正常位で交わっていたが、何人目かの男が側位で交わると大きく歓声が上がった。

結合部が丸見えになる。

理恵さんは、羞恥で顔を赤くしながら、「ああ、お願いやめてください。」と弱弱しく懇願した。

理恵さんは最初は顔を隠していたが、手首をつかまれて外されて、無理矢理後ろからキスをされる。

「んっんっ」と呻くが、男の腰が激しく動き、理恵さんの尻に当たりパンパンと音がする。

理恵さんの顔が赤くなり、もう限界が近いことがわかる。

やがて理恵さんは男に後ろから抱きしめられながら、絶頂した。

「ああああ、いくぅぅぅぅぅぅぅ」理恵さんがそう声を上げると、会場からドッと笑い声が響いた。

その男以降、結合部が見えるような体位で犯されるようになった。

次の男は四つん這いの格好から片足を高く持ち上げて、理恵さんのすらりと伸びた足を舐めまわしながら、腰を激しく動かす。 全てが終わるころには理恵さんはグッタリしていた。

様々な動画を見たが、一部の者だけが参加する特別な新年会の動画では食事と酒のあと、熱を入れて花札をしている。

何か、 豪華な賞品でも出るのかと思っていると勝ち残った男がステージに立つ。

理恵さんが四つん這いになっておしりの方を会場に向け、肩を床につけて、腰を上げる。

褌をずらすと秘部が丸見えになり、秘部と、裏門に用意されていた野菜の中から、キュウリとニンジンを挿した。

一応ニンジンは細いものが用意されていたようだ。

会場から歓声が上がる。

理恵さんは男に尻を叩かれると上下左右に尻を振った。

男は誇らしげな顔をしている。

男は秘部に入っているキュウリをズボスボと出し入れするとやがて理恵さんは大勢の前で絶頂した。

恐ろしく惨めな芸だが、僕にはどうすることもできない。

次の動画では理恵さんは最初に発見したビデオに収められていた親族の3人の重鎮たちにDVDを渡されていた。

それはソープランドの講習ビデオのようだった。

「1週間以内にそれに収められていることを出来るようになっておけ。」そう言い渡されていた。

動画は編集されており、その次の動画から、3人にビデオの内容通りにできているかどうかテストされている動画が入っていた。

親族の重鎮の一人が言う

「なかなか上手いじゃないか」

「ありがとうございます。」

理恵さんは辛そうにそう言った。

次の動画では、風呂場で男たちに奉仕している動画だった。

男たちは今までの宴会で見た顔だった。

くぐり椅子理恵

マットプレイ理恵

マット本番理恵

潜望鏡理恵

ソープランドで使わているテクニックを使って沢山の男たちに奉仕していく。

いや、実際にはソープランドでもこんな風になじられることは無いだろう。

理恵さんは時に半べそをかきながら、男たちに奉仕していた。 それから数年たった。

理恵さんの境遇はあまり変わっていなかったが、そんな時、僕に結婚の話が持ち上がった。

所謂、政略結婚と言う奴で、むこうが僕を大層気に入ったという話だった。

特に好みでもないし、顔は平均よりちょっと下くらいだろう。

何回か会ってみたが性格は家が裕福な女性なのでかなり高慢だと思う。

とても扱いにくい女性だと感じた。

しかし、僕は結婚することにした。

親族の重鎮「よろしいのですか?」

僕「ここに戻ってきた時から、もう、人生という奴に幻想を抱くのは止めている。今更恋愛結婚でもないだろう。」

親族「わかりました。それでは先方にそのように返事をします。」

僕は自分が結婚をすることと引き換えに理恵さんの境遇を改善することを要求した。

僕「それと、理恵さんに行っている行為はもうやめるように」

親族の重鎮「しかし・・・」

僕「外部から人を迎えるにあたってこんな醜聞が表に出たらまずいだろう。」

親族の重鎮「わかりました。」

僕は普段から優等生をこなしているのでこういう時は比較的融通が利いた。

また、予想外のことだったが、僕はこの結婚を決めたことにによって、一定の発言力を得るようになった。

もちろん妻になる女性の実家の威光だ。

理恵さんは隣の県にある、グループ会社の社員として働くことになり、こちらからも子供が成人するまで仕送りすることになった。

それが決まってから何度か理恵さんから面会の申し入れがあったが、僕はガンとして受け入れなかった。 理恵さんが引越しをする日、僕はこっそりと見に行った。

わざわざ軽自動車をレンタカーで借りて、つなぎを着て運送屋風の変装をする。

辛い日々から解放された理恵さんの表情は輝いており、子供たちと楽しそうに手をつないで駅に向かっていく後姿を見送る。

荷物は既に業者に頼んで送ったようだ。

今更恩に着せる気はないし、あしながおじさんは私だと名乗り出るつもりもない。

僕には理恵さんから感謝される資格は無い。

もし理恵さんを助ける気なら、最初に動画を発見した時、強硬に主張すれば、助けることが出来たかもしれない。

しかし、僕の中にもやはり兄に対する遺恨があったのだ。

もちろん理恵さんやその子供たちに罪があるわけではないし、僕の中の遺恨はわずかなものだっただろう。

だが、無理をして理恵さんを助けるということをしなかった。

兄に対する遺恨と兄の血を引いた子供たち、そして、その子を産んだ理恵さん。

複雑に絡まった感情の糸を少しずつ解きほぐしていき、僕は理恵さんを助けると言う選択肢を選んだ。

今でも思うところが無いわけではない。

しかし、自分はもうすぐ結婚する。

家のためにする愛も夢も希望もない結婚だとしても・・・。

今までの遺恨を整理するのにはいい機会であるように思えた。

僕が憧れた図書室の姫君。

その姿は2人子供を生んで20代半ばになっても尚美しかった。

ひょっとしたら、僕は理恵さんと結婚して幸せに暮らす未来もどこかにあったのかもしれない。

あれから10年近く経って、僕らの立場や関係は大きく変わった。

こんな行為は欺瞞かもしれないし、偽善かも知れない。

今までもままならない人生だったし、これからもそうだろう。

希望への旅立ち

僕は青春時代の思い出に別れを告げるように、理恵さんと二人の子供の後姿を見えなくなるまで見送りながら、その幸せを願った。

僕の家と兄嫁のこと 了

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