そう言って先輩は出て行って、俺と女だけが残された。
「あの・・・」
俺は情けないことに全くどうしてよいかわからなかった。
「ふふ・・・剛志くんだっけ?アンタのお父さんから[よろしく]って頼まれてるんだ。アタシは[内田あゆら]、[あゆら]でいいよ。」
「[あゆら]・・・さん。よろしくお願いします。」
あゆらさんは白っぽい花柄のワンピースを着ており、ワンピースの紐を肩から外したらストンと下に落ちる。
大きな胸があらわになった。
下着は白と黒の縦じまのレースの装飾のついたパンツ1枚だ。
女の人の胸をこんなに近くで見るのはもちろん初めてだ。
休憩室は絨毯が敷かれていて布団などは用意されていなかった。
あゆらさんが抱き着いてくる。
俺は思わずのけぞった。
あゆらさんがいたずらっぽく白い歯を見せて笑う。
柔らかい胸の感触が伝わってきた瞬間、俺の冷静さは綺麗に吹っ飛んだ。
あゆらさんは俺の手を取って自分の胸を触らせる。
「や、柔らけぇ・・・・」
俺は最初はゆっくりと、そして、少ししてから、少し強めにあゆらさんのオッパイを揉みしだく。
「あ・・・、アンっ」
あゆらさんは俺のつたない愛撫にそう言って反応してくれた。
この時俺は夢中でわからなかったが、後から考えると完全に演技だったんだろうなと思う。
そして、ゆっくりしゃがんで、絨毯の上に二人で抱き合いながら横たわった。
あゆらさんが抱き着いて俺に口づけをする。
俺はまだちょっと怖くてあまり強くキスできなかったが、
2回目はあゆらさんが舌を入れてキスしてくれる。
俺は3回目は夢中で自分からむしゃぶりついた。
俺がズボンを脱ごうとすると、あゆらさんが脱がせてくれた。
そして、パンツも脱がせてくれ、もうすでに我慢汁を垂らしている俺のペニスを口に含んでくれる。
口を放すとコンドームが付けられていた。
いつの間に・・・・・。
そして、自分も中腰になると最後の一枚を指さして、
「ね・・・・脱がせて、剛志クン・・・・」
そう言った。
俺は夢中であいらさんのパンツを脱がせようとするが、興奮して手が震え、何度か失敗する。
あゆらさんが手を添えてくれて、漸く脱がせることができた。
女の人のそれを見るの初めてだった。
少し濡れて妖しく光っている。
この時は何も感じなかったが、やはりあゆらさんは予め何かローションのようなものを塗って濡らせていたのだと思う。
そう言うことを一切感じさせなかったあゆらさんは脱童の相手としては最高だったのだろう。
俺は夢中であゆらさんの中に挿入し、腰を動かした。
そして、あっという間に達した。
三こすり半と言う奴だ。
あゆらさんはフッと優しく笑い、「どうする?もう一回する?」俺の首に抱き着いて、妖しくささやいた。
俺はそれからあゆらさんと三回した。もちろんゴム付きだけど。
終わった後、心地よい疲労感の中であゆらさんと話をする。
最初にあゆらさんを見たときは「冴えねえ女だな」くらいにしか思わなかった。
今は強烈に愛おしく感じる。
「あゆらさんはこういうの・・・・平気なんですか?」
「ん・・・・心配してくれるの?平気よ。私はここに来る前は風俗嬢で、もっと沢山の男と寝てたもの。
ここはすごく条件いいの。
もし年取って、誰も指名してくれなくなったら、農園で働くこともできるっていうし。
もちろんお金は安くなるけどね。社会保険も全部ついているし、表向きは風俗じゃなくて農業だし。」
「そう・・・ですか。」
「旦那も一緒よ・・・。ここにいる間はセックス禁止だけどね。」
その言葉を聞いて絶句する。多分借金のある人の借金を肩代わりすることで引っ張ってきたのだろうが、ちょっと俺にはわからない感覚だった。
「それにね。ここにいると新しい借金とかしないでしょ。頑張ればいつかは自由になれるわけ。金遣いに問題があって身を持ち崩したわけだけど、ここに居たらちゃんとまっとうな生活に戻れそうな気がする。私は金原さんには感謝してるんだ。」
「金原さんとはどういう関係なんですか?」
「関西に居るときに金原さんの仕切っている店の一つに居たのよ。」
多分金原さんともヤってるんだろうな。
金原さんと穴兄弟とは複雑な気分だ。
親父も俺のためにこんな人を用意してくれるなんて・・・・その時俺はちょっと感動して涙ぐんだが・・・それから数日経って、組合員の全員があゆらさんとヤッていると知って幻滅した。
俺らの世代は年の近い先輩が5人いるからその人たちとはやるんだろうなと思っていたが、まさか全員とは・・・。
ちょっと涙ぐんでいた自分がバカみたいだろ。
お前ら俺の涙を返せ。
そうして、あゆらさんは農園の共有嬢になった。
それからもちろん俺は何回もあゆらさんを抱いた。
あゆらさんの境遇を聞くと奴隷のような印象を受けるかもしれない。
この村ではみんな顔見知りだし、あゆらさんも村の男に抱かれれば仲間だ。
仲間になったあゆらさんに無理強いすれば、味方になる男は山ほどいる。
みんなで牽制し合っているので誰もあゆらさんを泣かせるような無理強いは出来ないし、しない。
あゆらさんの方でも経験の少ない俺らの世代や風俗経験のあまりないオッサン世代の一部の人たちを教育していて、やってはダメなこと、やって欲しくないことはハッキリ言っている。
俺ら男の方でもそう言った情報はキッチリとみんなで共有するようにしていた。
だから、一日に取る客(つまり俺ら)の人数は三人までと決まっていて、週に二日から三日は休養日があるがあゆらさんはいつも予約でいっぱいだった。
もちろん生理休暇もある。
一人平均2-3時間、大体1日8時間以内で終わり、残業などはもちろん全くないので、早く終わったときはあゆらさんも休憩室でオッサン方とだべりながらお菓子を食べてドリンクを飲んだりしている。
そのうちかなり仲良くなってみんな友達のような雰囲気になった。
いい年してプレゼントなんかを贈るオッサンもいて、そんな時はあゆらさんも上機嫌だ。
あゆらさんはお金が欲しいのか休みは無くていいと言っていたが、(自分から見て)若い女には甘い村のオッサンたちはあゆらさんには決して無理をさせなかった。
そのため、順番が回ってくるのがもどかしいくらいだ。
最初は普通の会議室に布団を敷いていただけだったが、遂には厚生センターの中の余っている部屋、主に3階はヤリ部屋に改装された。
ソープランド風の部屋と、酒を飲みながら目の前でストリップダンスを見せてもらえる部屋だ。
あゆらさんはストリップダンサーだったこともあると言っていた。
何か結構お金がかかったみたいだが、全員一致、無条件で改装費を出すことに決まった。
ソープランド風の部屋は和風と洋風の二室、ダンス部屋は簡易が2室とポールダンスが出来る大きなのが一室、ダンスが終わった後にヤるための寝室が二つ。
衣装は部屋に合わせていくつか用意されたが、これももちろん経費で出している。
正直に言うとこんなに使わないが、そこはお決まりの過剰設備と言う奴だ。
あゆらさんが「久しぶりに踊ってあげるよー」と言って踊ってくれたが、すっごいエロかった。
まっ裸で股を大きく開きながら腰をクネクネさせて踊る。
普通の女なら恥ずかしくて泣いてしまうだろう。
いくつかフリがあるようだが、あゆらさんの得意な曲を何曲か用意して、その中から俺らが選んで踊ってもらう形式だ。
あゆらさんは、さばさばしている。
「一人しか見てないし、全然平気だよ」と笑っていた。
終わった後息が上がっていて、かなり鈍ってると言って自分の年齢を感じてショックを受けていた。
それから、俺は金原さんと飲みに行くのが普通になっていた。
あゆらさんの件では金原さんには感謝している。
普通の同世代の男なら女に不自由してない奴はかなり少数派だろう。
あゆらさんは理由としては一応「俺のために連れてきた」ことになっている。
俺が一番若いから、何かするときには理由に使われるのにはなれていた。
今はみんながあゆらさんに夢中なので、特に問題にはなっていないが、もし、あゆらさんが問題を起こしていたら、「一番若い剛志の為だったから仕方ない」と理由付けするのに使われていたんだろう。
思ったより受けたのと、みんながあゆらさんに夢中になったため、問題は起きてなかったし、それどころか、全然あゆらさんを抱く回数は足りてない。
組合員の数を考えると共有嬢はあと2-3人いてちょうどいいくらいだろう。
あゆらさんが来てから2年近く経ったある日、俺は金原さんと飲んでいるときに話を聞いた。
「新しい女を一人入れることに決まった。」
「今度はどんな女ですか?」
「年は40才くらいだ。」
「40才すか・・・」
俺はあゆらさんよりかなり年が行っていると知って、内心がっかりした。
「そうがっかりするな。若い女は管理するのが難しいんだよ。
ただでさえ訳ありの奴ばっかだからな。
組合員からももっと人数を増やしてほしいとか、若い女とヤリたいとか結構注文厳しいんだが・・・。
年齢と言う点で言えば結構若くは見えると思うぞ。」
「そう・・・・すか。」
「お前もかよ・・・。これはみんなには言ってないから、まだ誰にも言うなよ?」
俺は金原さんの言葉にぐっと期待する。
「実はな、その女には娘がいるんだ。
年齢は15才。今度高校に上がる。
母親の方はオマケで、本命は娘狙いだ。
失敗する可能性もあるからみんなにはまだ言うなよ?」
「失敗ですか・・・」
「そうだ。この女は旦那がとんでもない奴でな。
次々と借金作ってこの女に押し付けてくる。
娘が在学中にまた同じことするだろう。
その時に・・・な。」
「問題を起こされ続けたらまずいんじゃないですか?」
「一回だけ穴をあけておいて、娘を取り込んだら、弁護士に2度とできないように処理させる。多分女に借金を押し付けられなくなったら、旦那は殺されるだろうな。」
うわ、さすが金原さん。それじゃマッチポンプみたいなものだ。
この人本当に怖いなあ。
俺はこの時には、あゆらさんの話を聞いて、困っている女の人をみんなで助けてあげるんだという意識が強かった。
だから今回も助けてあげるんだと自然と思っていた。
金原さんの話がどんな意味を持つのかはっきり理解していなかった。
そして何より、俺はこの時現役のJKとヤれるかもしれない。と言う事実に目がくらんでいた。
俺はこの時のことを後悔することになったが、当時はそんなことは思いもしなかった。
この日から1週間ほどしてから、新しい女がやってきた。
名前は神楽坂美奈。
40才だが、見た目はあゆらさんと殆ど変わらない。
所謂、美魔女と言う奴だ。ちょっと体にしまりがないが、それ以外は十分すぎるくらいの美人だった。
みんな来るまではブチブチと文句を行っていたが、美奈を見てからは全く文句が出なくなった。
金原さんは「親父どもも本当に現金だな」と文句を言っていた。
金原さんは基本的に超怖い人だが、村の出身者なので、村の人は全員身内だと思っているし、身内に対しては面倒見がよかった。
超怖いけど・・・・。大事なことなので2回言いました。
金原さんは生き馬の目を抜くアウトローの世界で生きてきたので、村と農園の運営ははあくびが出るほど楽勝だと言っていた。
金原さんが只者ではない証拠に俺が呼び出された飲み屋は金原さんがオーナーで、将来いろいろな密談に使う予定らしい。
密談や接待に使うために飲み屋の他に飲食店も開業予定だと言っていた。
少し話を聞いたが、まず、組合員の中から村議を何人か出して、村の条例を農園にとって都合のいいように変えると言っていた。
そして村の世論を誘導して農園に厳しい目が向かないようにする予定らしい。
「こういうのってズルじゃないんですか?」
「バカ野郎。世の中上の方に行くとなあ、マッチポンプや我田引水は当たり前なんだよ。明確に禁止されてないことなら何でもやる。そう言うものだ。こんなシケた村に巨大な産業が生まれたんだ。使えそうなものは何でも使い、言うこと聞かない奴は買収して、俺らの好きなように出来る体制を作る。最終的には俺らのガキ世代の組合員には本物の貴族みたいな特権が使えるようにするのが目標だ。おまえにも働いてもらうぞ、剛志。」
「わ、わかりました」
俺は少し話を聞いただけだったが、金原さんの手腕に舌を巻いていた。
そして、金原さんの話を聞いて、夢を見たのも事実だ。
俺らの為だけの王国。
夢のような話じゃないか。